au Xperia Z Ultraのレビュー(ドコモOptimus VuからMNPにて機種変更) [携帯/通信(イーモバ、ウィルコム、UQ)]
2014年1月に、約6年ぶりにNTTドコモからauにMNPしました。
ファブレット「Xperia Z Ultra(SOL24)」がauで発売されたためです。
その前は、ドコモの4:3型5インチスマホ「L-06D Optimus Vu」を
使っていました。約1か月使った「Xperia Z Ultra」を「L-06D」と
比較してレビューします。
■Xperia Z Ultraの良い点
1)画面が大きい
6.4インチのXperia Z Ultraと5インチのL-06Dの差は1.4インチ。
横幅はほぼ同じですが、縦が20%強長くなっています。
この長さが「ファーストビューの広さ」となり、ホームはもちろん、
Web・メール・新聞・地図・本などあらゆるアプリの利便性を高めて
くれます。
↓写真は左のXperia Z Ultraの横幅が右のL-06Dより狭く
見えますが、実際はほぼ同じ。
2)画面が美しい&解像度が高い
主観ですが、Xperia Z Ultraの画面は(普通に)きれいです。
そして確実に良い点は、解像度が342ppiのため、新聞の文字
などが、つぶれず、よりくっきり見えます。(L-06Dは256ppi)
3)スピーカー音量が大きい
L-06Dは大きい携帯を厭わないユーザにとって欠点の少ない
完成された機種と思っていますが、いくつか弱い点があり、
その一つはスピーカ音量の小ささでした。
Xperia Z Ultraのスピーカ音量は十分で、音は小さくありません。
ちなみに、音質は普通レベルかと。(スピーカひとつ。モノラル)
4)micro SDカードが使える
L-06Dの欠点2つ目は「外部メモリ」が使えないことでした。
特に、PCとのデータのやり取りがLGソフト経由となるため使い
勝手が悪く、データ受け渡しが不便で、また容量不足(本体32GB)
を感じていました。
その点、Xperia Z Ultraはmicro SDカードが使えるためデータの
受け渡しもスムーズで、容量も「本体32GB+外部64GB」にして、
ゆとりをもって使えています。
5)バッテリが長持ちする
L-06Dの欠点3つ目は「バッテリの持ちが弱い」ことでした。
会社で一日使わなくてもバッテリ残量が50%未満になることが
多く、やむなくバッテリ管理アプリを入れて通信を止めていました。
そうすると使う時に管理アプリを停止するため、立ち上がりに
10秒ほど要するため何ともテンポが悪かったように思います。
Xperia Z Ultraは、バッテリ容量2倍(Xperia Z Ultra=3000mAh、
L-06D=2000mAh)のおかげで心配無用でした。精神的には
非常に楽になりました。
6)通信が速く安定(プラチナバンド800MHz-LTEは伊達でなし)
ネットワークの話ですが、L-06DのLTEは1.5Gヘルツのため
安定性が極めて悪く、アンテナの様子が、LTE・Hi-3G・3Gなど
様々な電波を掴みに行って混乱することさえありました。
テザリングの時などどうしても安定させたいときは「*#*#3696~」
の裏技にてL-06Dを強制的に3Gに電波固定していました。
(これができたのがL-06Dの利点の一つ)
Xperia Z Ultraにしたことで、LTEが「800Mヘルツ帯」となり、安定
かつ高速のネットを満喫できるようになりました。これは大きな変化
でした。
7)カメラのクオリティ向上
Xperia Z Ultraは、最新スマホXperia Z1の「デジカメクオリティ」には
届かず、あくまで「スマホカメラクオリティ」にはなりますが、それでも
裏面照射CMOSセンサーの「810万画素・HDビデオ仕様」のため、
L-06Dの「800万画素・SDビデオ仕様」に比べ若干良くなっています。
(若干な印象ですが)
8)その他
・ワンセグに加えフルセグも視聴可能(但し同梱のアンテナは必要)
・CPUクワッドコアで速い。「ブラウザのページ内検索」で差が顕著。
(L-06Dはデュアルコア)
・薄い。Xperia Z Ultraは6.5mm。(L-06Dは9.4mm)
・フルHD画面。(Xperia Z Ultraは1920×1080、L-06Dは1024×768)
■敢えて言えば、L-06Dが良かった、の点
A)ノートアプリの出来
L-06Dに既インストールのノートアプリは、ノートもスクリーンショットも
こなせ、そのうえ簡単に鍵までつけられる出色の出来のアプリでした。
Xperia Z Ultraでも、ノート機能やミニアプリ・スクリーンショット、または
ブラウザ機能などで、ノート/スクリーンショットが可能ですが、L-06Dの
ハードキーと連動した使いやすさにはやや及ばない、と思います。
B)文字の大きさについて(ごくたまにこと)
Xperia Z Ulraは1920×1080画面であるため、アプリによっては、タップ
による画面拡大も、文字サイズUpもできないことがあり、その場合は
細かい文字になる現象が起き、その時はL-06Dが恋しく思います。。
C)ワンセグアンテナ内蔵
あまりワンセグを見ませんが、L-06Dはアンテナ内蔵のため、
視聴時はワンアクションで利用できました。
Xperia Z Ultraの場合、同梱のアンテナケーブルを刺す必要が
あり、利便性は2ステップ落ちるかなと。
D)軽い・小さい
Xperia Z Ultraの良い点の裏返しですが「92mm×179mm、212g」
に対し、L-06Dは「90mm×140mm、178g」です。
重さはともかく、長さは「長財布」と「大き目財布」の違いがあります。
L-06Dはぎりぎりポケットに入っても、Xperia Z Ultraは必ず
「上部分がポケットから出てしまう」現象が起きます。
ズボンの後ろのポケットに入れる分には影響ありませんが、ボタン
付きのポケットでは「ボタンが留まらない」ことになります。
E)明るさ最小・音量最小について
Xperia Z Ultraは「最暗」レベルにしても、「意外と明るい」です。
画面を暗くしたいときは、「のぞき見防止」アプリで対応しています。
また、音量は「最小(音量ゼロの次)」としては「気持ち大き目」です。
特殊用途ですが、L-06Dの方が使いやすかったかなと思います。
F)その他
ドコモの「dビデオ」を利用していました。これは「d-tab」購入に必須
だったのが加入のきっかけでしたが、昔の作品が500円で見放題と
案外重宝していました。ドコモをやめるためこのサービスも解約。
対してauのビデオサービスは品揃えが今一つで使えないかなと。
余談ですが、auで気に入ったのは「ブックパス」。これは590円で
8000冊以上が読み放題なので今のところ楽しんでいます。
(ダウンロードが遅いのが難点ですが、通信規制でしょうか)
■総括
総括するとL-06Dも大変良い機種で、なかなか満足していたのですが、
Xperia Z Ultraに変更すると、あらゆる面でアップグレードされた気が
します。
なかでも、大画面とバッテリの安心感、ネットワーク品質向上の3点は
使う上で、非常に大きなインパクトをもっています。
特に通信は、肝心の時や急ぎの時に接続しないなどの不具合がやや
目に余っていましたので、NTT docomoからauにMNPしたことで、
決定的によくなり満足度が高いです。
auが「プラチナパンド」と喧伝するその実力を、まさに実感しています。
実はL-06Dの月々サポート(2400円)が7か月分も残っていたのですが、
auはスマートバリュー(auひかり利用)などで月額料金が大幅に安くなる
のも乗り換えの背中を後押ししてくれました。
本当に「良い機種・良い通信」へ乗り換えてよかったと思います。
■以下は参考に。
買った液晶保護シートはこちらです。2枚セットのためお得です。
「光沢」タイプのため、Xperia Z Ultraの画面の美しさはそのままに、
安心を追加。「表面」はヨドバシカメラの貼り付けサービスを利用。
ヨドバシのアフターサービスポイントが使えるため実質無料でした。
タブレット扱いになって1000円(1000P)ですが、完璧に仕上げて
頂きました。
「裏面」は自分でやりましたが、張りやすいので上手にできました。
続いて買ったケース/カバーはこちらです。
装着するとせっかく機種の薄さ(厚み)が約2倍になりますが、
これで多少落としても大丈夫(!?)、これも安心を買いました。
当初は「ガラス保護シート」を貼って裸で持つことも考えましたが、
やはり落とした時への備えとしてはカバーの方が有用ですので、
こちらにしました。
もともとが薄いので厚さ2倍になってもズボンの後ろポケットや
シャツの胸ポケットに入れる際は問題にはなりません。
色は白か黒か迷いましたが、黒を選択。黒は汚れが目立たず、
ビジネスの場でもよく馴染みます。
ケース内に名刺を挟み、万一落とした時の保険にしています。
「Xperia Z Ultra+auプラチナバンド」は良い仕事していますね。
ファブレット「Xperia Z Ultra(SOL24)」がauで発売されたためです。
その前は、ドコモの4:3型5インチスマホ「L-06D Optimus Vu」を
使っていました。約1か月使った「Xperia Z Ultra」を「L-06D」と
比較してレビューします。
■Xperia Z Ultraの良い点
1)画面が大きい
6.4インチのXperia Z Ultraと5インチのL-06Dの差は1.4インチ。
横幅はほぼ同じですが、縦が20%強長くなっています。
この長さが「ファーストビューの広さ」となり、ホームはもちろん、
Web・メール・新聞・地図・本などあらゆるアプリの利便性を高めて
くれます。
↓写真は左のXperia Z Ultraの横幅が右のL-06Dより狭く
見えますが、実際はほぼ同じ。
2)画面が美しい&解像度が高い
主観ですが、Xperia Z Ultraの画面は(普通に)きれいです。
そして確実に良い点は、解像度が342ppiのため、新聞の文字
などが、つぶれず、よりくっきり見えます。(L-06Dは256ppi)
3)スピーカー音量が大きい
L-06Dは大きい携帯を厭わないユーザにとって欠点の少ない
完成された機種と思っていますが、いくつか弱い点があり、
その一つはスピーカ音量の小ささでした。
Xperia Z Ultraのスピーカ音量は十分で、音は小さくありません。
ちなみに、音質は普通レベルかと。(スピーカひとつ。モノラル)
4)micro SDカードが使える
L-06Dの欠点2つ目は「外部メモリ」が使えないことでした。
特に、PCとのデータのやり取りがLGソフト経由となるため使い
勝手が悪く、データ受け渡しが不便で、また容量不足(本体32GB)
を感じていました。
その点、Xperia Z Ultraはmicro SDカードが使えるためデータの
受け渡しもスムーズで、容量も「本体32GB+外部64GB」にして、
ゆとりをもって使えています。
5)バッテリが長持ちする
L-06Dの欠点3つ目は「バッテリの持ちが弱い」ことでした。
会社で一日使わなくてもバッテリ残量が50%未満になることが
多く、やむなくバッテリ管理アプリを入れて通信を止めていました。
そうすると使う時に管理アプリを停止するため、立ち上がりに
10秒ほど要するため何ともテンポが悪かったように思います。
Xperia Z Ultraは、バッテリ容量2倍(Xperia Z Ultra=3000mAh、
L-06D=2000mAh)のおかげで心配無用でした。精神的には
非常に楽になりました。
6)通信が速く安定(プラチナバンド800MHz-LTEは伊達でなし)
ネットワークの話ですが、L-06DのLTEは1.5Gヘルツのため
安定性が極めて悪く、アンテナの様子が、LTE・Hi-3G・3Gなど
様々な電波を掴みに行って混乱することさえありました。
テザリングの時などどうしても安定させたいときは「*#*#3696~」
の裏技にてL-06Dを強制的に3Gに電波固定していました。
(これができたのがL-06Dの利点の一つ)
Xperia Z Ultraにしたことで、LTEが「800Mヘルツ帯」となり、安定
かつ高速のネットを満喫できるようになりました。これは大きな変化
でした。
7)カメラのクオリティ向上
Xperia Z Ultraは、最新スマホXperia Z1の「デジカメクオリティ」には
届かず、あくまで「スマホカメラクオリティ」にはなりますが、それでも
裏面照射CMOSセンサーの「810万画素・HDビデオ仕様」のため、
L-06Dの「800万画素・SDビデオ仕様」に比べ若干良くなっています。
(若干な印象ですが)
8)その他
・ワンセグに加えフルセグも視聴可能(但し同梱のアンテナは必要)
・CPUクワッドコアで速い。「ブラウザのページ内検索」で差が顕著。
(L-06Dはデュアルコア)
・薄い。Xperia Z Ultraは6.5mm。(L-06Dは9.4mm)
・フルHD画面。(Xperia Z Ultraは1920×1080、L-06Dは1024×768)
■敢えて言えば、L-06Dが良かった、の点
A)ノートアプリの出来
L-06Dに既インストールのノートアプリは、ノートもスクリーンショットも
こなせ、そのうえ簡単に鍵までつけられる出色の出来のアプリでした。
Xperia Z Ultraでも、ノート機能やミニアプリ・スクリーンショット、または
ブラウザ機能などで、ノート/スクリーンショットが可能ですが、L-06Dの
ハードキーと連動した使いやすさにはやや及ばない、と思います。
B)文字の大きさについて(ごくたまにこと)
Xperia Z Ulraは1920×1080画面であるため、アプリによっては、タップ
による画面拡大も、文字サイズUpもできないことがあり、その場合は
細かい文字になる現象が起き、その時はL-06Dが恋しく思います。。
C)ワンセグアンテナ内蔵
あまりワンセグを見ませんが、L-06Dはアンテナ内蔵のため、
視聴時はワンアクションで利用できました。
Xperia Z Ultraの場合、同梱のアンテナケーブルを刺す必要が
あり、利便性は2ステップ落ちるかなと。
D)軽い・小さい
Xperia Z Ultraの良い点の裏返しですが「92mm×179mm、212g」
に対し、L-06Dは「90mm×140mm、178g」です。
重さはともかく、長さは「長財布」と「大き目財布」の違いがあります。
L-06Dはぎりぎりポケットに入っても、Xperia Z Ultraは必ず
「上部分がポケットから出てしまう」現象が起きます。
ズボンの後ろのポケットに入れる分には影響ありませんが、ボタン
付きのポケットでは「ボタンが留まらない」ことになります。
E)明るさ最小・音量最小について
Xperia Z Ultraは「最暗」レベルにしても、「意外と明るい」です。
画面を暗くしたいときは、「のぞき見防止」アプリで対応しています。
また、音量は「最小(音量ゼロの次)」としては「気持ち大き目」です。
特殊用途ですが、L-06Dの方が使いやすかったかなと思います。
F)その他
ドコモの「dビデオ」を利用していました。これは「d-tab」購入に必須
だったのが加入のきっかけでしたが、昔の作品が500円で見放題と
案外重宝していました。ドコモをやめるためこのサービスも解約。
対してauのビデオサービスは品揃えが今一つで使えないかなと。
余談ですが、auで気に入ったのは「ブックパス」。これは590円で
8000冊以上が読み放題なので今のところ楽しんでいます。
(ダウンロードが遅いのが難点ですが、通信規制でしょうか)
■総括
総括するとL-06Dも大変良い機種で、なかなか満足していたのですが、
Xperia Z Ultraに変更すると、あらゆる面でアップグレードされた気が
します。
なかでも、大画面とバッテリの安心感、ネットワーク品質向上の3点は
使う上で、非常に大きなインパクトをもっています。
特に通信は、肝心の時や急ぎの時に接続しないなどの不具合がやや
目に余っていましたので、NTT docomoからauにMNPしたことで、
決定的によくなり満足度が高いです。
auが「プラチナパンド」と喧伝するその実力を、まさに実感しています。
実はL-06Dの月々サポート(2400円)が7か月分も残っていたのですが、
auはスマートバリュー(auひかり利用)などで月額料金が大幅に安くなる
のも乗り換えの背中を後押ししてくれました。
本当に「良い機種・良い通信」へ乗り換えてよかったと思います。
■以下は参考に。
買った液晶保護シートはこちらです。2枚セットのためお得です。
「光沢」タイプのため、Xperia Z Ultraの画面の美しさはそのままに、
安心を追加。「表面」はヨドバシカメラの貼り付けサービスを利用。
ヨドバシのアフターサービスポイントが使えるため実質無料でした。
タブレット扱いになって1000円(1000P)ですが、完璧に仕上げて
頂きました。
「裏面」は自分でやりましたが、張りやすいので上手にできました。
続いて買ったケース/カバーはこちらです。
装着するとせっかく機種の薄さ(厚み)が約2倍になりますが、
これで多少落としても大丈夫(!?)、これも安心を買いました。
当初は「ガラス保護シート」を貼って裸で持つことも考えましたが、
やはり落とした時への備えとしてはカバーの方が有用ですので、
こちらにしました。
もともとが薄いので厚さ2倍になってもズボンの後ろポケットや
シャツの胸ポケットに入れる際は問題にはなりません。
色は白か黒か迷いましたが、黒を選択。黒は汚れが目立たず、
ビジネスの場でもよく馴染みます。
ケース内に名刺を挟み、万一落とした時の保険にしています。
「Xperia Z Ultra+auプラチナバンド」は良い仕事していますね。
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